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2016/9/16更新

【第八回】0スタートのWordPress~WordPressを使ってみよう~

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【第八回】カテゴリの設定

投稿記事を分類したいときはありませんか?

例えば、雑感、今日のご飯、豆知識、仕事の話……などなど。

そんな時に活用したいのがWordpressの「カテゴリ」です。

今回は記事の分類を行うカテゴリについて解説していきます。

 

管理画面でカテゴリに関連する箇所は2ケ所

WordPressの管理画面メニューから「投稿」をクリックして見てみましょう。

img01

カテゴリに関する項目がこのようにあります。

カテゴリの設定はメニューの「カテゴリー」からできます。

しかし、そちらを見る前に、いったん投稿画面を見てみましょう。

投稿記事の一覧では、記事に設定したカテゴリが表示されます。

現在どの記事もカテゴリが「未分類」になっていますね。

これまでの連載で、カテゴリの設定は一度もしてきませんでした。

いったいいつの間にカテゴリが「未分類」に設定されたのでしょうか。

まずは投稿記事の編集画面に入ってみましょう。

 

img02

投稿編集画面の右カラムをご覧ください。少しスクロールすると、「カテゴリー」という項目があることに気づきませんか?

そうです。未分類というカテゴリは、Wordpressにデフォルトで備わっているカテゴリで、特に選択しなくても、投稿を保存すると自動的に未分類に分類されてしまうのです。

このカテゴリの箇所の項目は、増やすとこともできますし、内容を変えることもできます。つまり、未分類というカテゴリを別のカテゴリ名にすることができます。

カテゴリの追加は、左カラムメニューの「カテゴリー」と、投稿編集画面の右カラム、「カテゴリー」の「新規カテゴリーの追加」からできます。

カテゴリを追加、編集したい場合は左カラムメニューの「カテゴリー」を使いましょう。こちらのほうがカテゴリ設定の融通がききます。

それでは早速カテゴリを設定してみましょう。

 

 

メニューの「カテゴリー」からカテゴリを設定する

メニューの「カテゴリー」をクリックしてください。

下のような画面が現れます。

img03

 

まず新規にカテゴリを登録する方法を説明します。

「名前」欄にカテゴリ名を入力します。任意の文字列を入力します。

次にスラッグという欄を見てください。スラッグとは簡単に言うと、カテゴリ名をURLに含めるよう設定したときに、URLに表示するカテゴリ名の形になります。URLに含まれるものなので、半角英数字小文字が推奨です。また、ユニークな文字列であることが必須です。(同じスラッグを複数使用することはできません。)

ここまで入力できたら、キーボードのエンターキーを押します。もしくはページ下部にある「新規カテゴリーを追加」ボタンを押してください。

これでカテゴリが一つできました。

img04

例として、名前が「日記」、スラッグが「diary」であったとします。

投稿編集画面や、Webサイト上に表示されるカテゴリはこの場合「日記」となります。

URLの形が

http://example.com/カテゴリ名/投稿ID

であった場合、カテゴリが「日記」の投稿のURLは

http://example.com/diary/投稿ID

となります。

スラッグはこのような使われ方をされます。

 

カテゴリ「日記」の中にさらにカテゴリを設置することも可能です。

「日記」の中に「仕事」というカテゴリを追加してみましょう。

まずは先に述べた通り、名前とスラッグを設定してください。

ここでは以下のように設定してみます。

名前:仕事 スラッグ:works

ここまで入力しても、エンターキーは押さないでください!

スラッグ入力欄の下に「親」という項目がありませんか? ここのプルダウンメニューを開いてみてください。

img05

先に登録した「日記」というカテゴリが見えます。

これを選択して「新規カテゴリ―追加」ボタンを押してください。

img06

このように日記の下に仕事カテゴリができました。

 

さて、未分類というカテゴリ名を変更したいので、カテゴリの内容を編集したいと思います。

上図の未分類カテゴリをクリックしてください。

img07

カテゴリ編集画面に遷移するので、名前、スラッグ、親となるカテゴリを選択します。

例として名前が「オフ」、スラッグが「off」、親が「日記」のカテゴリにします。

そして変更を更新してください。

ひとつ前のカテゴリページに戻りましょう。

img08

このように「未分類」が「オフ」に変更されました。

 

 

投稿にカテゴリを設定しよう

それでは作成したカテゴリを投稿に設定させましょう。

投稿編集画面に戻ってください。

img09

前回作成した記事にカテゴリを設定してみます。

右カラムの「カテゴリー」欄をご覧ください。作成したカテゴリがきちんと表示されていますね。

ここでは日記、オフの2つのカテゴリを設定してみます。

設定したいカテゴリにチェックを入れて、投稿を更新しましょう。

これで記事へのカテゴリ設定は完了です。

ブログサイトではどのように表示されているのでしょうか? サイトトップページを見てみましょう。

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記事の横に一番下の階層のカテゴリが表示されています。

img11

右サイドバーのカテゴリにも同様にカテゴリが表示されました。

 

Tips:「日記」カテゴリが表示されないのはどうして?

先ほどカテゴリを「日記」、「オフ」と二つ設定しました。にもかかわらず、カテゴリは「オフ」しか表示されていません。

これは現在使用しているテーマ「Twenty Sixteen」がそのように設定しているからなのです。

親カテゴリとその下にあるカテゴリ(子カテゴリといいます)の両方にチェックが入っている場合、子カテゴリのみ出力する設定になっています。

この設定は使用するテーマによって異なります。

親カテゴリも表示するテーマもあります。

好みのカテゴリ表示にこだわってテーマを探してみるのも楽しいですね。

 

 

投稿編集画面の「カテゴリー」欄からカテゴリを設定する

投稿をしていて、適切なカテゴリがないことに気づき、急にカテゴリを増やしたくなることはないですか?

そういったときに便利なのが、投稿編集画面の「カテゴリー」欄です。

ここからカテゴリを登録してみましょう。

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カテゴリ欄に「新規カテゴリーを追加」という欄があります。ここをクリックします。

するとカテゴリ追加欄が出てきます。

カテゴリ名と親カテゴリを設定して、「新規カテゴリーを追加」ボタンを押しましょう。

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このようにカテゴリが追加されました!

さて、この登録方法で注意すべき点があります。

それは、この方法ではスラッグの設定ができないということです。

ここで作成したカテゴリにスラッグを設定するには、左メニューの「カテゴリー」からスラッグの設定をしなければなりません。

投稿編集画面のカテゴリ設定機能は、簡易的なものと考えてください。

基本的には左メニューの「カテゴリー」から設定することをお勧めします。

 

 

ここまでカテゴリの使い方を見てきました。

いかがでしょうか? 満足のいくブログ記事は書けそうですか?

中にはもっと複雑な記事分類をしてみたいのだけど……という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方にお勧めの記事分類方法があります!

 

それは「タグ」を使用した分類です。

次回はタグの活用について解説します。お楽しみに!

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