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2016/10/4更新

【第三回】1から始めるJs講座 〜変数の基本〜

1から始めるJs講座、第三回は
プログラムを記述していく上で重要になる「変数」について解説していこうと思います。

変数とは

簡単に説明すると文字や数値、命令などに名前をつけ、いろいろなところで呼び出せるようにするものです。
どのプログラミング言語でも変数を利用しますが、Jsの変数は他のものより柔軟に作られています。

変数の宣言

変数を宣言する場合は以下の構文を使います。

var 変数名 = ;

変数名とは?

変数につける名前です。
変数の命名にはいくつかのルールがあるので注意しましょう。

  • 全角文字は使えない。
  • 先頭が数字で始まってはならない。
  • あらかじめ定義されている単語は使えない(例 : if. class. true. function. 等)

値とは?

変数に格納するデータを設定します。
変数にはデータ型というものがあり、使用目的によって
適切なデータ型を利用する必要があります。

数値型 数値を表すデータ。Jsでは小数や無限大も数値型に分類される。
文字列型 文字列を表すデータ。
論理型 真偽値と呼ばれ、’true’ か ‘false’ のいずれかの値を持つ。
オブジェクト型 Jsのオブジェクト。
関数型 関数/メソッドであることを示す。
Null型 空であることを示す。
undefined型 未定義型と呼ばれ中身や変数自体が存在しないことを示す。

変数の使い方

それでは実際に変数を使ってみましょう。
今回は基本となるデータ型、「数値型」と「文字列型」を使用します。

まずは文字列型を使い警告ウィンドウに文字を表示させてみます。
Jsで文字列を使用する時はダブルクォーテーション(”)またはシングルクォーテーション(’)で囲みます。

最初の記述でfirstNameという変数に’ジョニー’という文字列を格納しています。
そして次の記述の引数に変数firstNameを入れ、警告ウィンドウにジョニーと表示させています。

変数を(+)でつなぐことで文字列をつなげて表示することもできます。

ブラウザで実行すると警告ウィンドウにジョニーデップと表示されるはずです。

次は数値を使用してみます。
数値を使用する時はクォーテーションマークは不要です。
また + や – 等の演算子を使い計算を行うことができます。

ブラウザで実行すると10足す10の計算結果の20が表示されるはずです。

変数はJsのみならず、プログラムを記述していく上で
なくてはならないものです。
しっかり理解しておきましょう。

次回は変数とは違い、複数の値を管理することができる配列について学びます。

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