制作を行っていく中で、満足のいく制作物が出来上がる割合は何割でしょうか。
100%満足がいく、という素晴らしい結果をお持ちの方もいらっしゃれば、後からいろいろ反省点が思い浮かぶ方もいらっしゃるでしょう。
限られた時間でお客様に満足していただけるクオリティのものを作り上げなけれならないWebコンテンツ業界。求められる機能とクオリティは年々上がってきています。
そんなシビアな制作環境を生産的に乗り切るために、制作者としてこれだけは心がけておきたいということをまとめてみました。
- 不要コードを残さない
後で消そう、コメントアウトしておけば機能的には問題ない、と残しがちな不要コード。
納品前にはきれいに消しておきましょう。
不要なファイル、フォルダも同じですね。
- ユーザー目線で物事をとらえる
お客様が使いやすいように制作をしましょう。
当たり前のことですが、時間に追われるとおろそかになることが多いところです。
とくにWordpress案件の管理画面などは、お客様がじかに触る箇所です。
我々制作者がわかる管理画面ではなく、お客様が操作しやすい管理画面にしてあげることが重要です。
- 基本に忠実に
HTML、CSSともに基本に忠実にコードを書いていきましょう。
むやみにCSSハックを使用するのは避けましょう。CSSハックはCSSの基本的な記述から逸脱している記述です。そういったものは最終手段として使用すると考えておきましょう。
基本的な技術で実装できるものは基本的な技術で実装するようにしましょう。
- コピペ制作者にならないようにしよう
どう実装すればよいのかわからない機能を、調べながら実装することがあるかと思います。
そんなときによその方が紹介しているコードを、コードの意味も分からないままコピーアンドペーストして機能を実装したことはありませんか?
これはお勧めできません。実装するのであれば、少なくともそのコードが何をしているかを知っておく必要があります。そのコードが何をしているか知っていないと、後程改良を求められたときに対応ができません。応用がきくように、そして自身のスキルアップのためにもコードの内容を理解しておきましょう。
プラグインなども内容を理解しておくと、不具合が出た時に対応できて良いですね。
- デザインは1pxの誤差が命取り
Webデザインは1pxのずれが大きな違和感を生みます。ボタンのマウスオン時の切り替え画像が1pxずれていたらどうでしょうか。マウスをオン、オフした時にボタンの動きがカクカクしてしまいます。
1pxのずれもないデザインに仕上げましょう。
以上基本中の基本5つのポイントを挙げさせていただきました。
些細なことですが、留意して制作に臨むことで、制作物のクオリティが上がると考えます。
- 1035 views
- キム