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2016/3/24更新

〜商品ではなく、その「物語」を伝える〜

今回は、コンテンツマーケティングを導入している企業の実例を二つご紹介したいと思います。

 

各事例に共通しているのは、単に商品の紹介をするだけではないという点です。

読み手にとって価値ある情報を提供し、商品の背景にある物語を伝えることにより、今までとは違う層の顧客の獲得を目指しています。

 

事例1,「Coca-Cola Journey」

Coca-Cola Journey」は米コカ・コーラから発信されている情報サイトです。

コカコーラ

http://www.cocacola.co.jp/

このサイトは商品を紹介するだけではありません。

コカ・コーラに関する楽しく読める情報(ストーリー)を多数載せ、様々な人とコミュニケーションを取り、人々の信頼を勝ち得ることを目的としています。

そしてその結果コカ・コーラを進んで購入してくれるようになることを狙っています。

 

このサイトで最も成功したのは、ボトルに名前を入れる“ネームボトル”です。

このネームボトルを使用したことについてのエピソードはFacebookで1万件以上シェアされ、大きな話題となり、多くの人に注目されることになりました。

 

事例2,「Lidea」

Lidea」はライオンが運営している生活情報サイトです。

Lidea

https://lidea.today/

このサイトは、閲覧者の興味・関心に合わせたコンテンツを表示させることができます。

そして日常生活で直面する様々話題についてのコミュニケーションを活性化することを目的としています。

例えば「くらしのアイデア」というコンテンツでは、日常生活の悩みや疑問についての専門家による解決策を得ることが出来ます。

また「みんなのハテナ」というコンテンツでは、閲覧者が疑問を投稿でき、専門家からの回答を得ることが出来ます。

閲覧者はこのようなコンテンツを楽しむことにより、ライオンブランドに対する信頼を高めてゆきます。

 

コンテンツの後半には、ライオンブランドの製品も掲載されていますので、コンテンツを楽しんできたユーザーが購入を検討するケースも少なくないでしょう。

これらの事例からも分かるように、コンテンツマーケティングを積極的に導入することにより、新しい顧客を獲得できますし、また今までの顧客との信頼関係をより強くすることが出来ます。

 

 

閲覧者にとって情報豊かで有益なコンテンツを充実させることがコンテンツマーケティングの鍵となっていくことでしょう。

是非継続的に取り込んでみてはいかがでしょうか。

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