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2016/2/19更新

基本的なストレージ用語

みなさんは、「ストレージ」という言葉に馴染みがあるでしょうか?

 

聞いたことぐらいはある、という方は多いかと思います。

 

ストレージとは、IT用語の一つで「コンピュータやスマホなどを始めとしたさまざまな電子機器上で、データを保管しておくためのデバイス」を指します。平たく言えば、外付けHDDや機器本体の保存領域、クラウドサービス上の容量などがそれにあたり、今や私達の生活には無くてはならない存在と言っても過言ではないでしょう。

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ITをお仕事にしている方なら、ストレージのことについて知らない、と言うのは少々恥ずかしいもの。

そこで、今回はこのストレージに関連する幾つかの専門用語についてご紹介します。

 

「フラッシュメモリ」

こちらは聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

フラッシュメモリはストレージシステムに関連した用語の一つで、その開発はなんと1980年台にまで遡ります。

写真のフラッシュのように一瞬で削除できることからこの名がつきました。

近年ではUSBメモリなどに利用されており、幅広い年代に身近なストレージの一種ですが、実に40年近くも使われているものであるというから驚きです。

フラッシュメモリを組み込んでおくことで遅延が少なくなるというメリットがあり、HDDなどの性能を上回るものもあるということです。

一般的にはHDDの方がフラッシュメモリよりも高速で安定していると思われがちなので意外ですよね。

 

 

「データアーカイビング」

意味としては「データ」を「アーカイブ」することです。

「アーカイブ」とは圧縮・格納といった意味ですから、「データをしまうこと」と考えるとわかりやすいですね。

動画や高解像度の画像を扱うことも増え、近年ではデータ量が急激に増加しているという現状があります。

データアーカイビングを行い、使用頻度の低いデータを別のストレージに移動しておくことで、過去データの保護と主たるストレージの容量圧迫を避けることができます。

家庭でも、写真や音楽を保存するために外付けHDDを使用しているという方は多いと思いますが、それがまさしく「データアーカイビング」なのです。

 

 

「データ削減」

データアーカイビングとも関わりの深いデータ削減の手法としては、圧縮や重複排除などがあります。

自宅でバックアップを取る際に、どこまでコピーしたのかわからなくなって、いくつも同じものをコピーしてしまった経験はありませんか?

こういった事態を解消するために、日夜データ削減の技術が開発されていっています。

また、JPGファイルの撮影情報など、通常私達には見えないようになっているファイルの不要情報を削除することも、データ削減につながります。

 

 

これ以外にも、ストレージに関する用語はまだまだたくさんあります。

IT関係者なら、ぜひとも押さえておきたいポイントですので探してみてくださいね。

 

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