「Office 2016」は基本的には使いやすいソフトです。
しかし、少しがっかりしたポイントもあります。
3点紹介したいと思います。
がっかりしたポイント1
「画期的な新機能がない割に価格が高い」
今までアップデートのたびに多くの新機能が追加されてきました。
しかし、今回のアップデートでは新機能の追加が少なかったです。
もちろん新しいグラフの追加がされたり、テーマの種類が増加したり、Outolookのファイル添付方法が改善されたりはしています。
またファイル共有等、目玉となる新機能も実装されました。
それでも今までのアップデートと比べると変化が少なすぎるのです。
実際WordやPowerPointでは新しいコマンドはほとんど追加されていません。
がっかりしたポイント2
「タッチ操作での操作性が良くならなかった」
Office 2016では、タッチでの操作性は考慮されなくなりました。
このことは、2 in 1モデル(タブレットとノートパソコンの両用が可能なモデル)のユーザーにとっては大きな弊害となります。
例えば、Windows10で使用する場合、縦持ちにすると「タブレットモード」に画面が切り替わります。
タブレットモードではもちろんタッチ操作で作業したいことでしょう。
しかし、Office2016を使用しているとタッチ操作は快適に利用できません。
そこでタブレットモードでタッチ操作したい場合には、Office 2016で作業中のファイルを保存し、Office Mobileでファイルを読み込むという手順が必要となります。
がっかりしたポイント3
「Office 365のアカウントが無駄になる」
Microsoftは月額利用でクラウドベースの「Office365」に力を入れています。
Office365は1アカウントで最大5台の端末にインストールできます。
ここで問題となるのが、ノートパソコンを新たに導入した場合です。
ほとんどのコンシューマー向けのパソコンにはMS Officeがプリインストールされています。
そうなると、Office365のユーザーにとっては、プリインストールされているOffice 2016が新たに共存してしまい、どちらかが無駄になってしまいます。
今後はぜひ、Office 2016とOffice 365が一つのアカウントで活用できるように見直してもらいたいです。
以上3点が「がっかりしたポイント」でした。
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- TA.T