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2016/1/15更新

Office 2016」の良し悪し【2】

「Office 2016」は基本的には使いやすいソフトです。

しかし、少しがっかりしたポイントもあります。

3点紹介したいと思います。

 

 

がっかりしたポイント1
「画期的な新機能がない割に価格が高い」

今までアップデートのたびに多くの新機能が追加されてきました。

しかし、今回のアップデートでは新機能の追加が少なかったです。

もちろん新しいグラフの追加がされたり、テーマの種類が増加したり、Outolookのファイル添付方法が改善されたりはしています。

またファイル共有等、目玉となる新機能も実装されました。

それでも今までのアップデートと比べると変化が少なすぎるのです。

実際WordやPowerPointでは新しいコマンドはほとんど追加されていません。

 

 
がっかりしたポイント2

「タッチ操作での操作性が良くならなかった」

Office 2016では、タッチでの操作性は考慮されなくなりました。

このことは、2 in 1モデル(タブレットとノートパソコンの両用が可能なモデル)のユーザーにとっては大きな弊害となります。

例えば、Windows10で使用する場合、縦持ちにすると「タブレットモード」に画面が切り替わります。

タブレットモードではもちろんタッチ操作で作業したいことでしょう。

しかし、Office2016を使用しているとタッチ操作は快適に利用できません。

そこでタブレットモードでタッチ操作したい場合には、Office 2016で作業中のファイルを保存し、Office Mobileでファイルを読み込むという手順が必要となります。

 

 
がっかりしたポイント3
「Office 365のアカウントが無駄になる」

Microsoftは月額利用でクラウドベースの「Office365」に力を入れています。

Office365は1アカウントで最大5台の端末にインストールできます。

ここで問題となるのが、ノートパソコンを新たに導入した場合です。

ほとんどのコンシューマー向けのパソコンにはMS Officeがプリインストールされています。

そうなると、Office365のユーザーにとっては、プリインストールされているOffice 2016が新たに共存してしまい、どちらかが無駄になってしまいます。

今後はぜひ、Office 2016とOffice 365が一つのアカウントで活用できるように見直してもらいたいです。

 

以上3点が「がっかりしたポイント」でした。

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