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2016/9/14更新

【第二回】1から始めるphotoshop講座 〜レイヤーの仕組み〜

photoshopの特徴と機能について説明をした前回に引き続き、今回はPhotoshopの基本中の基本となる「レイヤー」について解説していきたいと思います。

第一回でお話した色の補正や切り抜きについて気になっている方もいるかもしれませんが、まずはPhotoshopを触る上で欠かすことのできないレイヤーについて学んでいきましょう!

レイヤー

レイヤーの仕組み

Photoshopのファイルはレイヤーと呼ばれる透明のフィルムが何枚も重なっている状態で管理ができます。レイヤーを分けることによって背景・オブジェクト・文字などに分けて設定をしたり、他のレイヤーの情報に影響を与えることなく画像を編集することができます。

それでは、例を見ながらレイヤーの使い方を学んでいきましょう。
下図のように、背景(緑枠)・オブジェクト(赤枠)・文字(オレンジ枠)のレイヤーにわかれた画像を用意します。

レイヤー2

図のように、同じオブジェクトを増やしたい場合はwinであればショートカットキーCtrl + ドラック、MACならcommand + ドラック、でできます。コピー・ペースト・レイヤーのグループ化などのショートカットキーは自然と使えるようになるとひとつひとつの作業がグッとスピーディになりますよ!

レイヤーの「描画モード」

レイヤー3

パネルグループ内のレイヤーの「描画モード」を活用すると、写真の雰囲気がガラッと変わるので基本をいくつかご紹介します。「描画モード」は時計のオブジェクトのみに反映させています。
レイヤー4

左が通常の画像。右が乗算の「描画モード」画像。乗算は下のレイヤーと上のレイヤーの状態を掛け合わせ、色が暗くなる演算をおこないます。


レイヤー5

左がスクリーンの「描画モード」画像。スクリーンは下のレイヤーと上のレイヤーの状態を掛け合わせ、色が明るくなる演算をおこないます。右がオーバーレイオーバーレイは下のレイヤー色が暗い色だと「乗算」、明るい色だと「スクリーン」のモードが適用されます。

いかがだったでしょうか?数ある「描画モード」の一部を紹介しましたが、同じ写真であっても全く違った雰囲気にすることのできるレイヤーの「描画モード」、是非活用してみてくださいね:)

次回はいよいよ色の補正のお話になります。それではまた!

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