WordPress Version1.5で実装され、Version3.0やVersion4.3.1で更新されてきたis_singular()。Is_single()やis_page()の陰に隠れてあまり見かけないこの関数ですが、実はとても便利な条件分岐タグなのです。
is_singular()は表示ページが個別の投稿であるかどうかを返してくれる関数です。
機能としては以下の関数3つを合体させたものになります。どれかがtrueであればis_singular()もtrueを返してくれます。
is_single()
is_page()
is_attachment()
(Wordpress Codexより抜粋)
これだけだと何が便利かわかりにくいですね。
具体的な使用例を挙げます。
is_singular(array( ‘post’, faq));
is_singular()は引数に投稿タイプが取れます。
このように記述すると、投稿タイプが「投稿」とカスタム投稿の「faq」の時にtrueを返します。
is_singular(array(‘post’, ‘ page’))
このように記述すると投稿タイプが「投稿」と「固定ページ」の時にtrueを返します。
このような分岐は、複数の投稿にまたがって表示したいコンテンツがあるときにとても便利です。
サイドバーの分岐、広告表示の分岐、関連記事の表示の分岐など、様々な用途に用いることができます。
何より条件分岐のスクリプトが短くて済むのでいいですね。
is_singular()は便利な機能をスマートに実装する助けとなりますね。
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- キム