最近では「ハイレゾオーディオ」というものが広く知られるようになっています。
これは簡単に言えば、パソコンとUSB DAC（D/A Converter：デジタルアナログ変換器）を組み合わせてCDを超える高品質なサウンドを楽しめるというものです。
特に最近ではリーズナブルでも、高品質で高性能な製品というものが非常に充実しています。
ではこれをより楽しむにはどんなことが必要なのでしょうか。
まずハイレゾの音源がデジタルデータであることを思い出してください。
つまり音を実際に聴くためにはそれをアナログに変換する必要があるのです。
この変換を担う「USB DAC」こそがハイレゾ再生の重要な要となるのです。
このUSB DACには据置型と、バッテリーを内蔵しており出先でも使うことができるポータブル型が存在します。
この普通、据置型はアンプを搭載していません。
つまりヘッドホンにそのまま繋ぐか、スピーカーから音を出すためにはアンプが必要になってくるのです。
最近はアンプ一体型も増えていて、もしスペースが限られているなら購入オプションの一つになるかもしれません。
その一方でポータブル型はスマホなどをメインのターゲットにしています。
もしパソコンから離れた場所でこのハイレゾを楽しみたいのであれば、NAP（ネットワークオーディオプレーヤー）を選んでみると良いでしょう。
これは「Wi-Fi]などのネットワークを利用して再生することができるのです。
そしてNAS（ミュージックサーバー）に保存している楽曲ファイルをスマホのアプリで再生させることができます。
さらにスペックをチェックする時に重要なのは、その「対応フォーマット」です。
つまり再生できる量子化ビット数・サンプリング周波数が異なり、高い数値に対応する製品の方が安心できるのです。
もちろん、現状では一部製品が対応しているPCM384kHz、DSD11.2MHzといった音源はまだまだ少ないので、必ずしも最高スペックである必要はありません。
充電方式とか入出力端子なども含め、自分のオーディオ環境から最高の製品を選んでみましょう。
そうすれば、今までには全く経験したことのない極上の音楽を楽しむことができるのです。
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- TA.T
