2015年9月24日に、日本ケーブルテレビ連盟（JCTA）は非常に重要な発表を行いました。
2015年12月1日の午前11時に、
ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネルを開局する
というのです。
これは「ケーブル4K]と呼ばれ全国統一編成による「4K放送」のコミュニティチャンネルということになります。
現在のところ、このチャンネルは毎日6時から24時まで18時間の放送を予定しています。
では具体的にどんなコンテンツを提供するのでしょうか。
基本的には、
全国各地にあるケーブルテレビ事業者が製作したコンテンツを中心にして、地域の文化やその魅力を全国に発信していく
というものです。
日本ケーブルテレビ連盟は「全国約2600万世帯に接続されているケーブルテレビにケーブル４Kを通してアクセスし、地方創生に貢献する」としています。
またそれだそれだけではなく日本ケーブルテレビ連盟が地域のケーブルテレビ事業者と共同で製作する「けーぶるにっぽん」シリーズも配信予定です。
実際に2014年から「けーぶるにっぽん 美・JAPAN」という30分番組を12本も作っているのです。
さらにチャンネル銀河、ファミリー劇場、ヒストリーチャンネルなどの専門チャンネルを運営している番組供給事業者が制作する趣味やスポーツ、エンターテインメント性の高い番組もあわせて配信されます。
日本ケーブルテレビ連盟によると、2015年9月24日現在で、110社を超えるケーブルテレビ事業者がこのケーブル4K採用の意向を示しています。
（これはケーブルテレビの総接続世帯数の約83%にも相当します）
また12月1日の開局時には、業界最大手のJ:COMグループなど全国39事業者が放送を実施し、徐々にそれを拡大していくそうです。
これからもこの動きに注目してみましょう！
皆さんの家にも確実にこの「４K」の世界が近づいているのです。
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