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2016/2/23更新

マイナンバー制度とITインフラ

マイナンバー制度の運用が2016年1月に正式に開始されました。

 

まだ古いサーバーが多数使用されていますが、マイナンバーの運用には暗号処理による負荷が増えるため、サーバー更新を検討する必要があります。

 

マイナンバーに対応するためには、サーバーに保存されている個人情報を暗号化することが必要となります。

この暗号化された個人情報を処理するため、サーバーには負荷がかかることになります。

そのため、インテルは、ソフトウエア方式の暗号化ではなく、ハードウエア式の暗号化を推奨しています。

 

ハードウエア方式であれば、処理負荷増大による影響を他のソフトウエアに及ぼさず、実行速度にもほとんど影響がありません。

server

新たなサーバーを導入するにあたり、下記3つが重要な要件となります。

1,柔軟性
パブリッククラウドの利点には「ITリソースの量をいつでも柔軟に調節できる」ことにあります。

多くの企業は、この柔軟性をオンプレミスにも同じように期待します。

そのため、少しでも柔軟性を高めるためには、多くのプロセッサーとメモリを搭載できるサーバーを採用する必要があります。

 

2,セキュリティ
サイバー攻撃は多岐にわたります。

今後はさらにセキュリティ強度の要件が高くなっていきます。

サーバーだけの対策では不十分です。

ストレージや、クライアントPC、ネットワーク機器全体にも対策が必要です。

 

3,省電力性

最新サーバーは、高性能でありながら低消費電力を実現しています。

ランニングコストの削減ができ、温室効果ガスの排出量削減に関しても貢献できます。

これは企業の社会的責任を果たしていることの証明となります。

 

 

これら上記3つの要因を踏まえて考えるならば、「インテル Xeon プロセッサー E5 v3 ファミリー」を搭載する新しいサーバーを導入することが最適だと言えるでしょう。

このプロセッサーは最大18コアを搭載し、セキュアーキーによってセキュリティ機能も強化しています。

また消費電力は、旧型と比べて最大47%削減できています。

 

OSなどのソフトウエアインフラの見直しも必要です。

最新のWindows Serverを導入することによって、マルウエア感染を低減させることが出来ます。

 

OS以外にも、データベースや、業務アプリケーションパッケージなども最新版へのアップグレードを検討する必要があります。

このようにサーバー環境を定期的に見直し更新していくことは、今後の企業の成長に欠かせない重要な要因になるでしょう。

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