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2016/1/29更新

「位置情報」を活用するアジアのビジネスリーダー

今の時代、顧客にこだわる企業というのは、携帯端末をフルに利用して顧客が望む「場所」と「時間」に自分たちのサービスや商品をマッチングさせようとしています。

 

ここではアジアのビジネスリーダーを対象にした調査からわかった3つのことをまとめてみます。

 

1.位置情報サービスは既に企業に利益をもたらしている

現在アジア全域の回答者のうち37%がこの位置情報を利用しています。

日本では物流や流通部門を超えて位置情報が利用されています。

こうした情報というのは、開発チームによって製品カスタマイズに使われたり、人事部で特定の場所に特定のスキルを持つ人を集合させる点で活用されています。

 

2.位置情報は、次世代の携帯アプリの主なイネーブラーになるだろう

顧客の必要を効果的に観たすためには、携帯アプリケーションとサービスが顧客の位置に基づいていて、必要な時にそれにあった内容である必要があります。

位置情報によって、今までには無い新世代の携帯アプリというものが可能になり、このことに日本の企業も気付いています。

調査では日本企業の約7割が「充実した携帯アプリ」に位置情報を統合することを検討していました。

さらに顧客満足を向上させるために、位置情報で従業員を支援することも検討されています。

 

3.位置は、企業内で中心的プラットホームになっており、企業が顧客の時代で成功するのを支援する。

顧客、パートナー、サプライヤーが適切なタイミングと適切な情報を与えることによってより良い決断へ促すことができます。

今後の1年から2年くらいは、こうした位置情報を用いたアクティビティやイノベーションを立て続けに目にすることでしょう。

競合他社ではこうしたことが導入されるかもしれませんので、自分たちでも真剣に考えていかなくてはいけないのです。

 

(まとめ)

まだまだ企業内に位置情報が利用されていないことも多くあります。

市場を混乱させるためにもビジネスにおける位置情報の戦略的活用はどうしても必要になるのです。

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