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2016/3/31更新

ツイッター、フォロワー数が多ければ良いってわけじゃない

最近は、Twitterやブログ等で商品の情報が飛びかっています。

 

ソーシャルメディアの情報を通して商品の良さを知り、購入するというケースが多いですね。

自社商品やサービスの情報についても、ソーシャルメディアを通して拡散できる大きなチャンスがあります。

 

今回は「Twitterの口コミによって、どのように自社の情報を拡散することができるのか」ということについてポイントをご紹介したいと思います。

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まずは「インフルエンサー」が誰なのかを分析する必要があります。

「インフルエンサー」とは、他の消費者の購買意思決定に大きな影響を与えるカギとなる人のことです。

 

大切なのは、「自分たちにとっての」インフルエンサーを把握することです。

「自社の商品を沢山購入してもらうためには、多くの人に情報が行き渡る必要がある。

だからフォロワー数の多い人がインフルエンサーだ」と考えがちです。

しかしそうではありません。

 

例えば、AさんとBさんがいるとしましょう。

Aさんの趣味は音楽鑑賞で、その繋がりでフォロワー数が1万人います。

一方Bさんの趣味は旅行で、その繋がりでフォロワー数が1000人しかいません。

 

もし、自分が旅行会社を経営していたとしたら、二人のうちどちらが自分にとってのインフルエンサーになるでしょうか。

もちろんBさんですね。

Bさんは、全体のフォロワー数は少ないですが、自社商品のターゲットとなるフォロワーは多いと考えられるからです。

 

この例からも分かる通り、フォロワー数だけでインフルエンサーを想定することは危険です。

 

実際ある集計では、最もリツイートされた回数が多かったのはフォロワー数1〜1000人のユーザーのツイートだったことが判明しました。

では、どのようにターゲットを見極めることが出来るでしょうか。

 

Twitterで拡散されている情報は、主にネットニュースや、まとめサイト、テレビの情報です。

情報を広めている人がツイートに含んでいるURLを調べます。

そうすると情報を広めている人が、どの情報サイトをよくチェックしているのかわかります。

その情報サイトで自社商品を紹介すれば、情報が拡散される可能性が出てきます。

 

そしていつツイートしてその話題が盛り上がったかもチェックする必要があります。

ではこのように、情報源がどこかが分かったならば、今度はインフルエンサーが誰かを見極めます。

 

リツイートされた回数が多い人がインフルエンサーになります。

そしてインフルエンサーが分かったならば、その人たちのプロフィールにも着目します。

プロフィールを調べるならば、どのような人がインフルエンサーとなっているのか、どのような傾向がある人なのか等、ターゲットを仮定することができるからです。

 

今回は、「自分たちにとっての」インフルエンサーを把握することについて紹介いたしました。

是非これからの分析に役立てて頂きたいと思います。

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