2015年6月16日にDreamweaverが「Dreamweaver CC 2015」 にバージョンアップされました。
http://www.adobe.com/jp/products/dreamweaver/features.html
このアップデートにより、「レスポンシブデザイン」が作りやすくなりました。
その後のアップデートで、さらにレスポンシブデザイン向けの機能が追加されていきます。
そして、コードを編集するための「コードビュー」、ブラウザーで表示したまま編集が行える「ライブプレビュー」機能も追加される予定となっています。
また今までは、Bootstrap対応機能をアップデートしたいときには、Dreamweaver全体をアップデートする必要がありました。
しかし次のバージョンからは、Bootstrap対応機能だけをアップデートすることが可能となります。
そのことによりBootstrapがバージョンアップしたときには、すぐにユーザーに配布することが可能となります。
なお対応するフレームワークには今のところjQueryは対象に入っていません。
Web制作の作業効率を高められる裏業がいくつかあります。
例えば、Dreamweaverでカスタマイズしたショートカットは、Creative Cloudを通じて同期することが可能となっています。
違うオフィスの他のPCで作業する必要が生じた場合にも、Creative Cloudに自分のアカウントでログインすることにより、同じショートカットを使用することができます。
またライブプレビューでは、ショートカットを使用し「クイックタグエディター」を出すことが出来ます。
この機能を使用すれば、コードビューに行くことなく定義を変更し、クラス名を追加することができます。
また「DOMパネル」を使用することによって、テキストエディターを使用するよりも効率よくレイアウト作業ができます。
DOMパネルには、タグが親子関係で表示されます。例えば特定のコンテンツを削除したい場合は、パネルを選択し、削除メニューを選択するだけでできます。
これをコードエディターでやる場合には、選択したいタグの位置を正確に把握する必要があります。
このことを考えると、コーディングが得意としている人であってもDOMパネルを使用するならば効率的にページレイアウト作業ができるでしょう。
これを機会に「Dreamweaver CC 2015」へのバージョンアップを検討してみるのはいかがでしょうか。
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- TA.T